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不動産賃貸借契約の具体的なチェックポイント

不動産の賃貸借契約にあたっては、保証金(敷金)、賃料、更新料等のほかに、共益費や管理費というものがあります。共益費・管理費につきましては、相場や近隣の状況等と比較して極端な差異がなければ、値引きの交渉はしない方がいいと考えています。
先日から書いておりますとおり、賃貸借契約については契約してからが永いお付き合いの始まりとなります。実際の入居後、医院開業後に供用部分の清掃が不十分だったり照明が切れたり等、なんらかの不備が発生した場合、共益費をしっかり払っている事実があれば貸主や管理会社に対しても強く発言ができますし、エレベーターの保守点検や雨漏り等のビルのメンテナンスなどの費用はこの部分から当てられますので、長く借りる可能性が高い医療機関としては、できるだけ清潔で不備のない建物が望まれるからです。
但し、中には賃料の割りには共益費が異常に高かったり、共益費自体が高かったりする物件も多くありますので、その場合は金額の根拠を確認した上で、冷静に交渉する必要があると思われます。

もうひとつ、実際に契約をするに当たり今後のお付き合いも考えた上で留意いただきたいことは、交渉事は極力少ない回数、できれば1〜2回で済ませるようしたいと思います。
賃料の値下げ交渉がうまくいったので、次は保証金、その次は契約期間といったように小出しにしていけば、相手方である貸主も次は何を言ってくるか解らない中で不信感を持ちますし、契約が成約したとしても、なんらかのシコリが残ってしまう可能性があるからです。
目標としては、申込書を提出して、契約書の雛形を見せてもらい、そこで、貸主の状況や性格、近隣の相場・状況等を調べた上でこちらの要望を提出し、その返答で借りるかどうかを決定する、という流れが一番ベターだと考えられます。
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